歯磨きはエチケットとしてほとんどの人が毎日行っていると思いますが、歯磨き剤は使っているでしょうか?
歯磨きをした後や、人によっては歯磨き替わりにマウスウオッシュを使う人もいるかと思います。
だいぶ生活に浸透してきており、最近ではホテルや飲食店のトイレにオーラルケアのグッズが置いてある所も増えてきました。
果たしてオーラルケアグッズは安全なのか?
見ていきたいと思います。
歯磨き剤は舌を溶かす
歯磨きをする時に歯磨き剤(粉)を使うと口の中で泡が立ち、流した後には爽快感があるので歯磨きの際には欠かせないという人もいるかと思いますし、その気持ちはわかります。
では歯磨き剤の主な成分は何でしょうか?
答えは経皮毒ではおなじみの合成界面活性剤です。
これもまた他の記事で何度も紹介しているラウリル硫酸ナトリウム(細胞膜を破壊し細胞を死滅させる)ですが、これは「発泡剤」として使われており、シャンプーと同じでこれがあの泡立ちの良さの元です。
これが入って無いシャンプーや歯磨き粉はほとんど泡立たないので、自然派の製品を
使うとよくわかります。
口の中には肌の角質層のようなバリアーが無いので、たとえ飲み込まなくても口の中の粘膜から有害な化学物質は粘膜吸収されてしまい、その吸収率は経皮吸収の13倍だそうです。
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歯磨き剤を使って歯磨きをした後に物を食べたり飲んだりして、「味が変わったな?」と感じたことはありませんか?
それは発泡剤として使われているラウリル硫酸ナトリウムによって、下の味を感じる細胞である「味蕾細胞」が歯磨き直後は一時的に溶けて味覚が麻痺しているからといわれていて、この状態を何年も続けていると味覚障害になる危険性もあります。
歯磨き剤には他にも有名なフッ素や研磨剤、香料、着色料が使われています。
フッ素はよくCMなどでも「フッ素による虫歯予防」を宣伝していますが、実はフッ素には多動性障害や記憶障害、アルツハイマー病を引き起こす原因があるともいわれています。
歯磨き剤を一度に一本丸々使うようなことをしなければ安全だとは思いますが、少しでもリスクがあるならフッ素入りのものは避けたいところです。
そしてもちろん歯磨き剤にもそれらの化学物質の吸収を促すプロピレングリコールが使われています。
歯磨き剤を使って歯磨きをすると粘膜吸収の吸収率の良さと、このプロピレングリコールの作用によって、歯磨き剤に含まれている有害化学物質がすぐに体内に吸収されてしまうのです・・・
子供用の歯磨き剤はもっと危険で、香料や人工甘味料が多く添加されており、より多くの有害化学物質を吸収してしまう可能性があります。
私は歯磨き剤を使わないで歯磨きをしていますし、歯医者さんに聞いても「実は歯磨き剤は使わなくても大丈夫だよ」と言っていました。
歯磨き剤を使うと泡立つので、それだけで磨いた気になって磨きが雑になり、磨き残しが増えやすくなってしまうそうです。
大人は歯磨き剤を使う必要は無いと思いますが、歯磨き剤が無いと歯磨きを嫌がる子供もいるので、成分が全て食品に使われている成分からできている製品を紹介します。
この歯磨き剤は全て食品に使われている成分から作られているので万が一飲み込んでも害は無いですが、それでも子供が歯磨き剤を使わなくても歯磨きを嫌がらないなら使わないのがベストです。
これは私の考えですが、動物は歯磨き自体をしないので、私たち人間に歯磨きが必要なのかも疑問です。
化学物質の宝庫であるマウスウォッシュ
今では公共の色々な場所にマウスウォッシュが置かれるようになりましたがあなたは使っていますか?
私は小学生の時に初めて使ってみて無意識に口から吐き出し、それ以来一度も使っていません。
子供は敏感なので今考えればからだが自然に拒否したのだと思います。
私はマウスウォッシュの色を見ただけで口に含むのをためらいますが、マウスウォッシュは水に化学物質を混ぜただけのものです。
マウスウォッシュの主な成分は指定成分(表示義務のある危険物質)のオンパレードで、ポリエチレングリコール(乳化剤・界面活性剤)、トリクロサン(防腐剤・殺菌剤)、塩化セチルピリジニウム(防腐剤、殺菌剤、界面活性剤)、安息香酸塩(保湿剤・防腐剤)、パラペン(防腐剤)とこれだけの指定成分が入っています・・・
これらの成分には発ガン性、アレルギー症状、環境ホルモンとして人体で作用する危険性があり、粘膜に強い刺激を与えるものまであります。
それらに加えてアルコール、ソルビット(保湿剤・柔軟剤)、プロピレングリコール、香料など、化学物質のみしか入っていません。
からだだけでなく環境にも悪いのはいうまでもないですね。
口に含むものにこれだけの指定成分を含めた化学物質をを入れ、それを商品として売るのは異常だと思います。
たとえ口ですすいで吐き出すとしても口の中に残留したり、いくら気を付けても少しは飲み込んでしまいます。
マウスウォッシュに限っては使わないに越したことはありません。
まとめ
- 口の中にはバリアーが無いので口の粘膜から直接粘膜吸収してしまい、経皮吸収よりも化学物質が体に中に入り込むのが早いです。
- 歯磨き剤には泡立たせるための発泡剤(合成界面活性剤)が使われているが、これは舌にある味を感じる細胞である味蕾を溶かしてしまう作用がある。
- マウスウォッシュには指定成分が多く入っており、他にも有害な化学物質が多く入っているので使わないのがベスト。
口のケアはどうしても大事な人に会う前や仕事でのエチケットとして必要です。
歯磨き剤は使わないに越したことはありませんが、できるだけ添加されている化学物質の少ないものを選ぶようにして、歯磨きの時に毎回使うのではなく、エチケットとしてどうしても使わなければならないときにだけ使うようにしましょう。
私も昔は歯磨き剤を使っていましたが、使わなくなってからは味覚が使っていた時と比べて自分でわかるほど鋭くなり、食べ物も前よりも美味しく感じるようになりました。
マウスウォッシュは使うぐらいならよく歯を磨く練習をしましょう。
他に気を付けるべき日用品についても書いているので読んでみてください。
あなたの健康を願っています。