こちらの記事の続きになります。
カナダのバンクーバーに到着して最初の頃は、仕事を探しつつよく散歩をしていました。
今回は道を散歩したりバイキングしたりしている時に気付いたこと、考えた事を写真と共に書いていきます。
路上パフォーマーの多さ
最初に歩いていて印象に残ったことは路上パフォーマーの多さです。
繁華街に行くと多くのパフォーマーを見かけます。
移民の多い国なので、色々な国の人たちが自分の国の伝統的なものを用いたりして様々なパフォーマーをしているので、こういうのが好きな人にとってはたまらないと思います。
例えば、Waterfront stationという駅前にはよくこの人がいました。
全身に楽器を装備して、歌いながら手に持ってるのと、頭に付いている楽器、足踏みすると音が鳴る創作楽器を器用に使いながら演奏していました。
特に演奏が素晴らしかったという印象はありませんでしたが、彼のクリエイティビティーにただただ関心しました。
週末にはバーやクラブが並ぶ通りでストリートシンガーが歌っていると、その人を中心に円ができ、愉快な人達は円の中に入ってきて踊っていました。
日本と違うなと思ったところが、歌っている人がいたり音楽が流れていたりすると、それに合わせて踊り出す人たちが多くいたことです、もっと音楽とダンスが身近にあって素敵だなと思いました。
日本人はダンスをしている人でない限りなかなかできませんよね。
様々な動物たち
私は東京生まれ東京育ちなので、日常で遭遇する野生動物といえば、ネズミ、カラス、ネコ、スズメなどの野鳥で、あまり日常で野生動物を目にする機会がありません。
カナダではもっと野生動物を目にする機会があり、私は動物が好きなので、見ていていつも癒されていました。
一番遭遇率の高い動物がリス(squirrel)で、いたるところにいました。
色は、私が見たのでは、黒・灰色・茶色で、黒が比較的多い印象があります。
家で静かにしている時にリスが家の壁を上った時はなかなかビックリしますよ。
次によく遭遇したのがウサギで、色は茶色か黒が多かったです。
とても敏感なのでなかなか近づけません。
バンクーバーのダウンタウンから、バスや、頑張れば歩いてStanley parkという大きな公園があって、近くにサンセットビーチもあり、よく気分転換に走りに行ってました。
ビーチには謎の銅像があり、色々な人がポーズをとって写真を撮っていました。
サンセットはとても綺麗で、もちろんカップルが多かったです。
1人でサンセットを見ていて、とりあえず頑張って誰かに話しかけてみようと青年に話しかけたら、ドイツ人の俳優の人ですぐに仲良くなり、友達になりました。
もうすぐドイツに帰ってしまうということで、ビーチで思い出にふけっていたようでした。
Stanley parkはとても大きくて、まるで森でした。
公園をを一周だらだらと冒険しながら走ったら1時間半ぐらいかかりました。
そこには本当に様々な動物がいて、アライグマ(raccoon)にも遭遇しました。
とにかく子供の頃から自然と動物が好きだったので、毎日ハッピーでした。
なかなか日本では見ない光景
これはカナダに来てかなり最初の頃に見たものだったのですが、とても印象深く残っていて、思わず写真を撮ってしまいました。
公共のバスの広告に「抗生物質は風邪にもインフルエンザにも効きません」と書いてありました。
これは利権にまみれた日本ではありえない光景です。
バンクーバーはカナダの中でも特に「自然療法(naturopathey)」が進んでいるといわれていて、このような広告を時々見かけました。
日本では風邪になった時にいまだに抗生物質をもらいに行く人が多くいます。
抗生物質は細菌感染の際の薬なので、ウイルスによって起こる風邪やインフルエンザには効きません。
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前に質問した時に、お医者さんも「抗生物質は風邪には効きません」といっていました。
それでも病院によっては、患者が風邪で病院に行ったときに抗生物質を処方する場所がありますし、患者が抗生物質をもらいに行くことも多いです。
ほとんどの場合、病院も儲かるので抗生物質を処方します。
そんな日本の状況を知っていたので、これを見た時には1人で「この国スゲー!!」と歓喜していました。
しかしそれと同時に、この国では日本よりも簡単に大麻やドラッグが手に入ります。
道を歩いているとよく大麻屋?をみかけました。
カナダでは大麻(英語ではWEEDといいます)は非合法ですが、痛みを和らげたりするために医療用としては合法的に使われています。
しかし現状は、医療用といいつつ9割ぐらいの人が娯楽で使っています。
医療用大麻はカンナビスと呼ばれており、免許(以下写真)があると購入することができます。
仲良くなった友達が交通事故の痛みを和らげるために医療用大麻を使っていて、免許を見せてもらいました。
この免許があると、通常よりもTHC(簡単にいうと脳を麻痺させる成分)が多く含まれている大麻を購入することができるそうです。
しかし彼は痛みを和らげるという名目で完全に娯楽として使っていました。
いちいち大麻を買う時は「今日はまたWEED買いに行くんだぜ~」と自慢してきてました笑
そんな感じで日本と違って北米ではかなり大麻が身近にあるので、多くの人が吸っていました。
私が質問した大体のひとが高校生ぐらいの時から吸い始めたといっていました。
大麻のフェスティバルも定期的に行われており(非合法なのに)、警備してる警察官も吸っていました(非合法です)
カナダでも今年(2018年)の夏には合法化されるそうで、そうなるとさらに多くの人が吸うことになると思います。
大麻についてはアメリカで合法化の波が一気に広がったときに少し調べたのですが、結論をいえばからだによくないです。
北米の交通事故を起こした人の多くの人から大麻の陽性反応がでているそうです。
日本でも多くの芸能人や普通の人々が大麻関連の事件で捕まっていますが、日本では大麻合法化の波が来ないことを願っています。
大麻があまりに身近にあるのを知り、大麻には気を付けて生活していこうと思いました。
皆様の健康を願っています。