私は潰瘍性大腸炎の診断を受けてから、今の時点でそろそろ5年が経とうとしています。
薬を飲んでいたのは最初の1年だけで、「病院にも薬にも頼らずに生きてやる!」と決めてからは1度も潰瘍性大腸炎の薬を飲んでいませんし、病気が悪化して病院に搬送されたということも今のところありません。
それどころか年々完治に向かっている実感があります。
食事は私たちが生きていくために毎日行う行為です。
毎日行う行為だからこそ、疲れていたり、忙しい時などにコンビニのご飯を食べてしまったり、雑な食事になってしまいます。
私もたまには、添加物のたくさん入った加工品を食べることもありますが、私はその中にどのような添加物が入っているかをわかった上で食べているので、自己責任で食べています。
一番怖いのは、自分が口に入れている食べ物が何でできているかわかっていないで食べてしまうことです。
私が食材を購入する際に気を付けていることを簡単に書いていくので、少しでも参考になれば嬉しいです。
全て詳しく書くととても書ききれないので、大事な要点をまとめて書いていきたいと思います。
私が日常生活で健康の為に意識していることを今回はシェアしていきたいと思います。
食材の選び方
私は基本的に毎日自炊をしています。
なので、自分が何を食べているのか、どんな食べ物を身体の中に入れているのかを把握しています。
自炊をする上で大事な事、それは「質のよい食材、または食べても大丈夫だろうと思われる食材を使う事」です。
日本は農薬と、添加物の使用量が世界でトップクラスの国です。
自分の身は自分で守らなければいけません。
特に潰瘍大腸炎は腸の病気で、直接自分が食べたものの影響を受けるので、完治したいのであれば、食事を意識することは避けては通れません。
最初はかなり大変です。
しかし、気を付けなければならない要点を押さえて続けていけば慣れていきますし、良い食材を見つけた時はかなりテンションが上がり楽しくなります。
それでは少しずつ抑えるべき要点を書いていきます。
添加物
最近少しづつ添加物を気にする人が増えてきて、企業もそれに気づいていて「無添加」と記載している商品が売られるようになってきました。
しかし、日本にはまだまだ添加物が溢れていますし、表示の義務があまいです。
ここでは、細かく書かず、最低限気を付けたほうが良いことについて書きます。
添加物を気を付ける入り口は何といっても「パッケージの裏の表示をチェックすること」です。
「どんな食材や添加物がその食品に含まれているか」が記載されています。
私はできるだけ聞いたことなかったり、聞いたことあるけどヤバそうな名前の添加物が入っている食品は買わないようにしています。
例えば、亜硝酸ナトリウム・亜硫酸塩・安息香酸ナトリウムとかです。
理科の授業で出てきそうな名前ですよね笑
こういった添加物が入っているものは極力避けるようにしています。
加工品を買う時にはできるだけシンプルなものを選ぶことです。
コンビニのおにぎりで例えると、ツナマヨよりは鮭や昆布など、よりシンプルなものの方が添加物は少なくなっています。
パッケージの添加物が気になったら、私はすぐにスマホで調べて危険度を調べるようにしています。
そうやってパッケージをチェックしていると、どんな食品にどんな添加物が使われているかがわかるようになってきます。
それを続けていくと、パッケージの裏を見た時に「この添加物が入っているからこれを買うのはやめておこう」と、徐々に何が食べれるかがわかるようになります。
製造方法
次に製造方法ですが、ここまでチェックしている人はなかなかいないと思います。
「その製品がどのような製造方法で作られているか」は結構重要だったりします。
普通に製造するとコストや時間がかかったりするのを、特別な製造方法では、特殊な薬品などを使って時間とコストを削減することができます。
特殊な製造方法で作られた食品は、製造工程で使われた薬品が混ざってしまっていたり、その食材の持つ本来の栄養が無くなってしまうことがあります。
例として牛乳と油について書いているので読んでみてください。
私は選ぶ基準として、多少値段が高くても生産者の人が伝統的な製造方法で、手間暇かけて作ってくれた食品を買うようにしています。
そういった製品を買うことによって、消費者の事を考えて製品を作ってくれている生産者の応援にもなります。
農薬
先にも述べましたが、日本は世界の中でも韓国や中国と並んで、農薬使用量は常にトップです。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/noyaku/attach/pdf/index-1.pdf
日本では虫が発生しやすい気候なので仕方ないといえば仕方ないですが、農薬の無い時代から日本は農業をしていましたし、今でも農薬を使わずに野菜や穀物を生産している生産者もいます。
もちろん農薬のおかげで食材のロスが少なくたくさん作れるようになったというメリットもあります。
しかし、虫が死ぬ薬品でできた作物を人間が食べるのもどうかと思います。
私が今住んでいるところでは、このように有機や無農薬の野菜を多く売っているスーパーがあるので、そういった野菜を食べています。
農薬を使った野菜は、成長する過程で農薬に負けないようにエネルギーを使ってしまい、その影響で栄養価が無農薬や有機野菜に比べて低いです。
今は通販で簡単に有機野菜が手に入る時代なので活用してみてください。
無農薬や有機野菜は甘くてとても美味しいので、私は料理中にまるかじりをしてしまいます笑
遺伝子組み換え
これもパッケージの裏の原材料の欄に書いてありますが、日本では表示義務が厳しくなく、抜け道がたくさんあります。
こちらのサイトがわかりやすく説明してくれているので気になる人は読んでみてください。
できるだけ主な原材料 (原材料に占める割合が上位3番目以内)が「遺伝子組み換えでは無い」と書いてある食品を選ぶようにしています。
ホルモン剤・抗生物質
こちらに関してはもはや表示義務が無いので、パッケージの表示を見ただけではわかりませんが、ホルモン剤に関しては日本では規制が厳しいのでそんなに心配ないかと思います。
が、抗生物質は普通に使用されています。
私が気を付けているのは、普通のスーパーに売っているアメリカやオーストラリアの肉は買わないようにしています。
なぜならホルモン剤が使われている可能性が高いからです。
ホルモン剤の何が危険なのかというと、人間のホルモン系に影響を与える可能性があるからです。
男性でいうと前立腺、女性でいうと乳や膣のガンになりやくなると言われています。
事実、日本の女性の胸が昔の人たちと比べて大きくなっているのは、戦後に肉食文化が入ってきて、ホルモン剤を使った牛を食べているからとも言われています。
他にも、ブラジル産の鶏肉は劣悪な環境で育つため、大量の抗生剤が投与されています。
お肉を買う際は、ベストなのは国産でも外国産のでも、ホルモン剤・抗生物質不使用と書いてあるお肉を買うことです。
私の行っているスーパーではこのように表記されていますが、日本のほとんどのスーパーではほとんどの所が気にしていないので、このような表記がされているところが少ないです。
このようなスーパーが近くに無い人は、ネットでも買えるので買ってみてください。
安心して食べられるお肉はまた格別に美味しく感じます。
養殖の魚も同様に、ホルモン剤・抗生剤がたっぷりと使われているものがあります。
可能な限り天然物を選ぶようにしましょう。
産地と放射線物質
2011年の東北の震災の影響で福島の原発が爆発しましたが、あれから関東周辺の海や農作物は放射能で汚染されていて、海外では輸入禁止にされていたりします。
魚や野菜を買う時などは出来るだけ関東で作られたものは避けるようにしています。
売る方もバカでは無いので、「国産」とだけ表記して福島や、福島周辺の県の農作物を売っています。
私は、しっかりと〇〇県産と表記されている食材を買うようにしています。
まとめ
私が食材を買う際に気を付けていることをまとめると、
- 加工品を買う時は、「出来るだけ添加物の少なく、伝統的な製法で作られている製品」を選ぶ
- 野菜を買う際には、農薬を使っていたり、遺伝子組み換えの作物を避ける
- 肉や魚を買う時には、できる限りホルモン剤・抗生剤を使っていない食材を選ぶようにする
- 魚も野菜も放射性物質を避けるため、関東近辺で作られたものを避ける
最初から全てを意識するのは大変です。
私もできるところからコツコツと変えていきました。
これらのことは、これからこの世界で生きていくのに必ず意識しなければならないことです。
世界では遺伝子組み換え作物に対するデモが起きているのに、日本では気にしてすらいない人がほとんどの現状です。
これからは自分の身は自分で守らなければなりません。。
そのためには、まずは「知る」ことです。
この記事が「知る」ことのキッカケになれば幸いです。
あなたの健康を願っています。